腸は栄養を吸収するための根っ子であり、免疫細胞のおよそ３分の２が集中しているため、腸管免疫と呼ばれています。その腸の腸内環境を改善することは、健康維持に大きくつながっていきます。

食物繊維は腸内細菌のうちの善玉菌のエサになることで善玉菌を増やしてくれますし、また、善玉菌のエサになることで短鎖脂肪酸を生じさせます。この短鎖脂肪酸は腸のエネルギー源であり、抗がん作用もあるため、免疫力の維持にも大きく関わっています。

その短鎖脂肪酸には、肥満細胞に余分なエネルギーが蓄積されるのを防ぐ働きがあることが東京農工大学の木村郁夫氏の研究で分かってきています。

さらに食物繊維は、消化酵素で分解されることなく腸にまで達し、腸の蠕動運動を促す働きがありますし、腸内に溜まっている毒素を排出する解毒作用もあります。

しかし近年は、肉食を中心とした食生活を送ったり、身の回りにお菓子やインスタントラーメンなどの加工食品が増加したりすることで、日本人の食物繊維の摂取量はかなり減ってきていると言われています。

そのため、日頃から積極的に食物繊維を摂るようにする必要があります。

えん麦生活が販売している「えん麦のちから」は、日本人が不足しがちになっている食物繊維がなんと玄米の９倍も含まれています。

さらに水に溶けにくい不溶性の食物繊維と水に溶けやすい水溶性の食物繊維がバランス良く含まれていることも、「えん麦のちから」の特長です。食物繊維はどちらか一方を偏って過剰に摂ってしまうと、便秘気味や下痢気味になってしまうのです。

ちなみに「えん麦（オーツ麦）」とは、海外ではオートミールやグラノーラとして親しまれている穀物のことです。

この「えん麦」は血糖値が上昇するスピードを数値化したものである「ＧＩ値」が５０と大変低い値になっているため、食後、血糖値の上昇が抑制され、インスリンの分泌も抑えられます。そのため肥満症や糖尿病になるリスクを低減することが出来ます。

また、「えん麦のちから」には食物繊維の一種であるβ‐グルカンが豊富に含まれています。β‐グルカンには、マクロファージやリンパ球といった免疫細胞を刺激し、免疫活性をする働きがあると言われています。それに加え、強い抗がん作用があることも知られています。

さらにβ‐グルカンは、水に溶けると約８倍に膨張してお腹の中に止まり続ける性質があります。そのため腹持ちが良くなり、余計な食べ過ぎを防ぐことが期待出来るようになるため、β‐グルカンが高濃度に凝縮された「えん麦のちから」はダイエットにも効果的だと言えます。

ちなみに「えん麦のちから」は粉末状になっているため、牛乳やコーヒー、スープなどに混ぜて手軽に不足しがちな食物繊維を補いたい方におすすめのサプリメントです。