林檎(りんご)の免疫力効果

林檎(リンゴ)の免疫力効果

林檎(りんご)にはビタミン類ミネラル酵素、有機酸、カリウムなどがバランスよく含まれています。

 

カリウムは高血圧や脳卒中等の脳血管疾患と深い関係がある塩分の排泄を促す効果がありますし、クエン酸やリンゴ酸といった有機酸は、胃腸の働きを良くし、 疲労回復や新陳代謝の促進などの効能があります。

 

そのほか生のりんごに含まれている酵素には、風邪などで炎症を起こした鼻や喉の粘膜を修復してくれる働きがあるとされています。

 

また、りんごの皮にはペクチンが多く含まれています。ペクチンは食物繊維の一種で血圧とコレステロール値を下げる作用があり、脳卒中や心臓病を予防する効果があると言われています。ほかにも便秘や下痢を解消する効果や疲労回復効果などがあります。

 

さらにりんごの皮に豊富に含まれているポリフェノールの一種「りんごポリフェノール」には非常に強力な抗酸化物質が含まれているとされ、その中でも特にプロシアニジンという成分が注目されています。

 

プロシアニジンはりんごポリフェノールの主成分として総ポリフェノール量の約半量を占め、活性酸素を取り除く抗酸化作用に加え、抗アレルギー作用、抗がん作用、コレステロール低減作用などの様々な効能があるとされています。

 

このようにりんごの皮には免疫力を高めるりんごポリフェノールやペクチンが豊富に含まれているので、食べる際は出来るだけ皮付きが良いと思います。すりおろしてヨーグルトに混ぜたり、細かく切ってはちみつに漬けたりすると、非常に食べやすいです。