ここではココナッツオイルの免疫力効果や選び方について述べています。
「ココナッツオイル」には飽和脂肪酸の一つである「中鎖脂肪酸」が含まれており、この中鎖脂肪酸は肝臓で素早く分解されるので、効率よくエネルギーとして利用されやすく、脂肪酸の中で最も脂肪になりにくいため、体内に余分なエネルギーをため込まないとされています。
そのため余計な脂肪の蓄積を防ぎ、糖尿病をはじめとした生活習慣病を予防する効果があります。
またココナッツオイルの中鎖脂肪酸がエネルギーになりやすいという性質は、糖質制限中のカロリー不足を補うのにも重宝するとされています。
さらに、ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸はブドウ糖の代わりに脳でエネルギーとして使われる「ケトン体」を生成しやすいとされているため、アルツハイマー型認知症の予防にも効果的だとして注目されています。
それに加えて、中鎖脂肪酸の一種である「ラウリン酸」がココナッツオイルの約半分を占めていると言われています。このラウリン酸は母乳にも多く含まれているもので、細菌の働きを抑えて感染症を予防したり、免疫力を高める働きがあるとして注目を集めています。