にんにくの免疫力効果

にんにくの免疫力効果

にんにくの主な免疫力効果はウイルスに対する殺菌・抗菌作用、疲労回復です。免疫力を高める食品としてにんにくはよく知られていますが、それ以外にも滋養強壮やスタミナ増強に抜群の効果を発揮します。
 
にんにくにはアリシンという成分が豊富に含まれています。アリシンは強烈なニオイや涙の元となっている硫化アリルの一種です。

 

アリシンは、ビタミンB1と結合すると、疲労回復効果のあるアリチアミンという物質に変化します。にんにくにはビタミンB1が含まれているため、最初からアリチアミンが存在します。

 

ただし、疲労回復効果をもっと高めたい場合は、豚肉などビタミンB1を多く含む食品と組み合わせるとより効果的だそうです。

 

さらにアリシンは100℃以下の温度で熱することで「アホエン」 という成分に変化することが分かっています。アホエンは心臓病や脳梗塞のリスクを減らす作用があり、他にも動脈硬化防止や血栓予防、 コレステロール値の低下といった効果が期待出来ます。

免疫力を高める食べ物 ニンニク
免疫力を高める食べ物 ニンニク

それに加えて、認知症予防、記憶力アップ、疲労回復、ガン予防といった、アリシンよりもさらに強力な免疫力効果が期待出来るということ です。 

 

ちなみに、アリシンを含むイオウ化合物は、血液が固まりやすくなるのを防ぎ、血栓がつくられないようにする効果があるため、アリシンが含まれたにんにくを摂ることは血流の改善にも効果的です。

 

血流が改善されれば、全身の細胞に栄養素が行き渡りやすくなるため、新陳代謝は良くなり、免疫力もアップしていきます。

 

以上がにんにくの免疫力効果についてです。

にんにくの免疫力効果