卵の免疫力効果

たまごの免疫力効果

ここでは卵の免疫力効果について述べています。

 

たまごは栄養バランスに優れており、免疫機能の維持と向上、免疫細胞の強化に役立ってくれる食材です。

 

また、良質のたんぱく質や、ビタミンAやB1、B2、D、E、鉄分やミネラルなど、免疫維持に欠かせない栄養素が豊富に含まれています。

さらにたまごには、たんぱく質のもとになり、体内で作ることが出来ない「必須アミノ酸」がバランス良く含まれています。免疫細胞もアミノ酸から作られて いるため、必須アミノ酸の摂取は免疫力を高めるのに必要不可欠です。また、疲労回復や肝機能の強化などにも関係してきます。

 

それに加え、たまごにはグルタミンというアミノ酸が豊富に含まれています。

 

グルタミンは、免疫細胞の6割以上が集まっている小腸の主なエネルギー源となるため、 疫細胞の働きを活発にします。ただし、グルタミンは40℃以上の熱に弱いため、生たまごの状態で食べる必要があります。

他にもたまごの卵白には抗菌・抗ウィルス作用や免疫力を高める作用があるリゾチームという天然酵素が含まれています。強い殺菌効果のため、塩化リゾチームという慢性副鼻腔炎や気管支炎などの薬にも使われています。

また、卵黄にはレシチンが含まれています。レシチンは、白血球の壁がリン脂質レシチンとコレステロールなどでできているため、免疫細胞の強化に最良だとさ れています。

 

さらにレシチンを構成しているコリンは神経伝達物質「アセチルコリン」を作り出すため、脳を活性化し、記憶力を高める作用があると言われています。そのため普段からたまごを摂るようにすることは、認知症の予防に有効だとされています。

 

以上が卵の免疫力効果についてです。

卵の免疫力効果