ここではヨーグルトの免疫力効果について述べています。
ヨーグルトは免疫機能の活性化し、腸内環境の改善をしてくれます。
その理由は、ヨーグルトが腸内環境を良くしてくれる、乳酸菌やビフィズス菌が多く含まれているからです。
人間の免疫細胞の多くは腸に集まっており、免疫細胞の約60%を占めているとされています。そのため腸内の免疫細胞を活性化させることが免疫力を高めることにつながります。
ヨーグルトに含まれている乳酸菌やビフィズス菌は、腸内の善玉菌を増やす役割があります。腸内細菌を占める割合はビフィズス菌が10%程度に対して、乳酸菌は1%以下となっています。そのため乳酸菌にはビフィズス菌をサポートする役割があると考えられています。
加齢やストレス、食生活などの要因によって、ビフィズス菌は減少していき、そのために様々な不調があらわれてくることが分かっています。そのため、外部からビフィズス菌を積極的に摂取することで、腸内で良い働きをする善玉菌を増やし、免疫力を維持していく必要があります。
またビフィズス菌は、腸内でビタミンB群や葉酸などを作り出し、カルシウムの吸収促進などの役割もあるそうです。他に病原菌に対する感染防御作用や免疫調節作用などがあるビフィズス菌についても研究が進んでいます。
乳酸菌にも免疫力を高めて風邪やインフルエンザを予防する働きがあることが分かり、注目を浴びています。(「1073R―1乳酸菌」「L―92乳酸菌」「プラズマ乳酸菌」「LGG乳酸菌」など)
特に1073R-1乳酸菌には、自然免疫であり、ウイルスに感染した細胞を即座に攻撃するNK細胞を活性し増強する効果があるとされ、免疫力向上という点において特に期待が高まっています。
以上がヨーグルトの免疫力効果についてです。