乳酸菌の免疫力効果

ここでは乳酸菌の免疫力効果について述べています。

 

乳酸菌とは、糖を分解して乳酸を生産することによってエネルギーをつくる細菌の総称のことを言います。動物や人間に限らず、自然界に広く分布しており、その種類はかなりの数に及ぶと言われています。

 

その乳酸菌は腸内に入ることで糖質から「乳酸」をつくり出し、腸内を酸性に保つ働きがあるとされています。腸内に存在する悪玉菌は酸に弱い性質を持つため、 乳酸菌がつくり出す乳酸によって死んでしまうため、乳酸菌によって腸内環境を酸性に保てば、腸の健康は保たれるというわけです。

 

しかし偏った食生活や強いストレスによって腸内で悪玉菌が増殖すると、毒素が作られて腸に直接的にダメージが与えられます。そのことが便秘や下痢、また大腸ガンなどの病気の原因にもなると言われますが、乳酸菌の働きによって善玉菌が優位になると酸性が保たれるため、悪玉菌の増殖が抑えられます。

 

また、乳酸菌が増えて腸内環境が整えられると、免疫力の向上につながります。なぜなら悪玉菌がつくり出す毒素が腸壁から吸収され全身に回ってしまうのを乳酸菌が抑えて、生活習慣病やその他の様々な病気の疾病を未然に防いでくれるからです。

 

さらに近年は、乳酸菌が腸管の免疫系を刺激することで、免疫機能の乱れが原因で起こるアレルギー症状が緩和されることが分かってきています。

 

それに加えて、ある種の乳酸菌には、腸管のバリア機能を高める働きをすると言われています。

 

ちなみに腸内環境を改善する代表的な乳酸菌は、BB536株、BE80株、LB81乳酸菌、シロタ株、LGG菌、SBT2928株などです。

 

また、免疫力効果があるものとして注目されるのは、漬物の中から発見された植物由来の「ラブレ菌」や「プロテクト乳酸菌」などです。

 

なお、サプリメントから効果的に乳酸菌を摂取したい場合は、16種類の乳酸菌に加え、乳酸菌の働きを助ける乳酸菌生産物質も配合されている「乳酸菌革命」がおすすめです。

 

以上が乳酸菌の免疫力効果についてです。

乳酸菌の免疫力効果