ココナッツシュガーは低GI値

ここでは砂糖代わりの糖質として、低GI値のココナッツシュガーを紹介しています。

 

ココナッツシュガーは、砂糖代わりの甘味料としてお勧めです。ココナッツといえば「ココナッツオイル」をすぐに思い浮かべる方が多いと思いますが、ココナッツから出来た「ココナッツシュガー」は、「低GI値」であるため、脳の健康を維持したり、糖尿病や血糖値の乱高下を防いだりするのに役立ってくれます。

 

ちなみに 「低GI値」の「GI」とは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略称です。このGIとは食後血糖値の上昇度を示す指標のことで、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取二時間までに血液中に入る糖質の量を計ったもののことをいいます。

 

白砂糖やグラニュー糖は 「GI値」が100を超えるため、もちろんおすすめできないのですが、ココナッツシュガーの 「GI値」 はなんと「30前後」となっており、非常に低いのです。

 

また、ココナッツシュガーにはカリウムや鉄、マグネシウム、ナトリウムなどのミネラル類やイノシトールも含まれています。

ココナッツシュガー
ココナッツシュガーは白砂糖の代わりとして最適です。
ココナッツシュガーはミネラルも豊富
ココナッツシュガーはミネラルも豊富です。

脳の健康のためには血糖値の乱高下に要注意

ところで甘味料として代表的な白砂糖や黒砂糖は、GI値が90~100となっています。もしGI値が高い糖質を摂り過ぎてしまうと、血糖値がうまくコントロールされないという状況に陥ってしまうことが考えられますので、注意が必要です。

 

 血糖値をうまくコントロールできない状況、言い換えれば、血糖値の上がり下がりが激しい状況を血糖代謝異常(低血糖症)と呼んでいる。血糖代謝異常のおも な症状は、朝起きられない、強い疲労感、気分の落ち込み(うつ症状)、気分のコントロールがきかない、集中力の欠如、物忘れがひどい、イライラ、突然の怒り(キレる)、めまい、ふらつき、悪夢、夢遊病、眠っている間に話す、不安、恐れ、震えなどである。生田哲『食べ物を変えれば脳が変わる』p120

 

そのため、メンタル面の健康を維持するためには、白砂糖の代わりに「低GI値」のココナッツシュガーをはじめとした、低GI値の甘味料を使ってみることをおすすめします。